引っ越し顛末 | ◆実家で暮らす子育てせいかつ◆

引っ越し顛末

下の記事にも書きましたように、週末はお引っ越しでした。
いやぁ、大変でしたよ。

まず、荷物の搬出に6時間。
念のため言っておきますがうちは2LDK、荷物も4トントラックに余裕で入る量です。
梱包も殆ど済んでおり、大物家具もありません。
なのに6時間。
スタッフは4人来ましたが、うち二人は今回の引っ越しが2回目も高校生。
一人は何故かトラックで待機しており殆ど部屋にあがってこず、実質動いていたのはチーフ一人でした。

まず、部屋の壁紙や床に傷をつけないようにガードをするのに1時間。
その時点で、敷金の査定のための管理会社の人が来て進み具合の遅さにびっくりしていました。
チーフの人が管理会社の人に「あと2時間くらいで終わります」と伝え、きちんと2時間後に管理会社の人が来ましたが、まるっきり搬出は終わってませんでした。
まぁ、雑多な部屋で査定をされたのでおかげで最低料金しか取られず、得をしたかもしれませんが半年ほどしか住んでないからあんまり関係ないっちゃないかもしれません。

お昼ゴハンも食べられないまま、引っ越しは夕方までかかり本当に疲れました。
付き合ってもらった父にも申し訳なかったです。
しかも、途中で組み立てのレンジ台を運んでいた高校生が一人階段から落ちてしまい本当にキモが冷えました。幸い大した怪我もなく、安心しましたが・・・。
チーフの人は「尻餅ついただけです。大丈夫ですよ。こういうことがあると気をつけるようになるんで。体で覚えていかないと・・・」だそうです。
こうなると逆にレンジ台は大丈夫だったかしら?と少し心配になりました^^;)。

そして翌日。
搬入に立ち会う夫は朝から夕方までひっきりなしに私に電話・メールをよこしてきて、これまた疲れました。
冷蔵庫の位置、スタッフにお金を渡すかどうか、万札しか持ってないんだけどどうしよう、飲み物買いにいくヒマがない、食洗機の位置、照明の配置、スーツの入った段ボールがない・・・こんなんばっか。
「電気つかないんだけど!!」
「え?ブレーカーあげた?」
「あ、あげてない!」
もう、すっかりテンパっちゃってます。

本当に引っ越しは大変。
私も無理して見に行った家だけど、そんなに詳細までは覚えていないし台所の冷蔵庫の位置とか言われても困ってしまいます。
本当に立ち会えたら良かったのだけど、それを言ってもしょうがないし。

結局、エアコンもブレーカーの部品が特殊なメーカーで取り寄せないと取り付けられないし(どうしてそんな変なブレーカー使うんだろう)、使おうと思っていたシーリングファンのついた照明が天井の都合で取り付けられないし、カーテンは裾が長くて幅が足りないし、夫の住む新居は本当に悲惨な状態です。

しかもいろいろ手間取ったからということでスタッフの人がやってくれる予定だった、照明(シーリングライト)をでつけることになった夫。
スタッフがやる予定だったのだからスタッフにやってもらえばいいのに、意地をはって3つ自分でつけることにしたのはいいのですが、こっちの高校生梱包スタッフがやらかしてくれてました。
「おい、照明梱包したのはオマエか!?」
といきなり電話がかかってきてヤツアタリされた私。
「いや、●●●の人よ?」
「照明がカバーと本体全部ぐちゃぐちゃに入れ替わっとるやないか!」
脚立にのぼって必死に手を伸ばして取り付け作業をしていた夫、カバーがうまくはまらないのでムキー!となって違う照明をつけようと梱包を開いたらそっちのカバーが正しかったということらしいです。
朝からずっと引っ越しに立ち会い、お昼も食べずにがんばっていた夫。暗くなりかけの部屋で一人ぼっちで照明をつけようとしてそんな目にあっていたなんて。
かわいそうすぎます。
きっと一緒に引っ越ししてたらケンカもしただろうけど、一人で段ボールを開いて広い家でポツンと取り説を見て照明つけてってやってる夫を想像したらなんだか泣けてきました。

これから仕事もますます忙しくなり、慣れない土地、不自由な家で一人で暮らす夫。
きっと掃除もできないだろうな。
そして、そこへ子供を連れて行かないといけない私・・・。
不安この上ないです。
ここは必殺、両親の力を借りるしかないかも。
こういうとき、本当に実親のありがたさを感じます。
夫もがんばっているのだから私もがんばらないといけないのだけど。

今日、転出届けを夫に郵送しました。
子供ももうすぐ生まれるし、希望に満ちた船出のはずなのですが。
本当に不安でいっぱいです。がんばらなくちゃ。