◆実家で暮らす子育てせいかつ◆ -2ページ目

赤ちゃん集合

今日はお嬢さんを連れて一人で初めて外出しました。
お友達の家まで車で20分。

今日は妊婦のときのお友達たちと集まって遊んだのです。
会場は、12月出産予定のお友達宅。
集まったのは、9月はじめに産まれた女の子とそのママ、9月半ばに産まれた男の子2人とそのママ2人。
そして私とお嬢さん、オーナー宅妊婦さん。

今日は母が父と一泊旅行に出ているため、家の戸締まり、お嬢さんの準備、すべて一人でやりました。
予定時間になって家を出ると、なんと雨。
大あわてで家に入り、洗濯物を取り込み出発!

チャイルドカーシートにお嬢さんを乗せたとたん・・・お乳をケポっと吐かれてしまいました。
かわいいフリースのオールを着てきたのに!
しかし着替えている時間もないのでガーゼでふいてそのまま出発。そんなにたくさんはかなかったので被害は少なく助かりました。

最近昼間ぐずることが多いお嬢さん。
今日いい子していてくれるかちょっと心配だったのですが、どうせ同じくらいの月齢の赤ちゃんばかりだから何があっても何とかなるだろうと思ってリラックスしてでかけました。
それがよかったのか、お嬢さんは終始良い子。
車から降ろしても寝ていたので、他の寝ていた子と並べてベッドでしばらく寝ていました。
友達の子が「フニャ」と言ったとたんにびっくりして、モロー反射していたのがおかしかったです。

目が覚めてからも、大きな目で周囲をキョロキョロしてずっとご機嫌。
私が覗き込むと笑顔の大サービスで、かわいいなぁ・・・とまた親バカに浸ってしまいました。
でも、やっぱりウンコしましたけど。しかもものすごい音で。
みんなに「聞き慣れてるから平気平気」と言われたけど、ちょっと恥ずかしかったです。

友達とのおしゃべりの内容は、育児のこと、家のことなどみんな共通の悩みばかり。
ほかにも買ったばかりの搾乳器や抱っこ紐を各自で持ってきてくれていたので試したり使い心地を聞いたりして、参考になりました。
お菓子を食べながら、授乳をしながら、オムツを替えながら、えんえんしゃべって3時間以上。
本当にストレス解消になって楽しかったです。

次に集まるのが実現したら「クリスマスパーティー兼私のお別れ会」になります。
付き合いは短かったけど同じ環境で愚痴を言い合える大切な友達たちだからお別れが寂しくてなりません。
新しく行く土地でも、どうかこんなふうな楽しい友達ができますように・・・。

離ればなれの結婚記念日

今日は本当は結婚記念日です。
忙しさにすっかり忘れていてさっき思い出しました。
一年前の今日、私達夫婦は結婚式を挙げたのでした。
入籍は9月でしたが。

つきあっていた期間が長かったし、二人の生活も意外なほどにすんなりなじみ、すぐに子供ができて。
前から考えていた転職に夫は結婚してすぐに動きだしました。

一年後の今、こんなふうに過ごすことになるとは本当に思わなかったなぁ。
今日は私はずっと家に閉じこもって育児、夫は図書館で12月の試験に向けて勉強をしています。

もしも転職をしていなかったら、きっと今日は二人(子供をいれて3人か)でどこかへ出かけて美味しい物を買って帰ってのんびりと過ごしていただろうなぁ・・・と思うと前の家が懐かしく、なんともいえず切ない気持ちになります。

だけど、きっと一人で過ごしている夫のほうが精神的には大変なはず。
来年の結婚記念日は楽しく家族で過ごせることを祈って、私はお嬢さんに乳でもやるとします。

一ヶ月検診♪

昨日はうちのお嬢さんの一ヶ月検診でした。
結果

体重は3860g
身長は52.5cm

とりあえず健康で問題はないようです。
よかったよかった。

出がけの車の中から熟睡状態で良い子だったお嬢さん。
待合室についても寝ていたので油断していました。
計測のために連れて行かれた診察室でオムツをあけると・・・。
大きい方をしちゃってました。
出かける直前にオムツをかえておいたし、たいした量ではなかったのですが、診察室には予備のオムツはあってもお尻ふきがないので看護婦さんが少し手こずっています。
しょうがないので走って待合室へ戻りお尻ふきをとってきました。
そして、新しいオムツへ換えたとたん、再びオムツを汚す大きな音が!
苦笑する看護婦さんとともにしょうがなくもう一度オムツを換えたのですが、しつこいことに再度このお嬢さんはオムツを汚してくれました。
自分がやるより・・・とはいいませんが、たいそう恥ずかしかったです。

ぐっすり寝ていたお嬢さん、その後はすっきりしたのか大きな目をあけて診察室できょろきょろしはじめ、計測が終わってから診察を待つ間、待合室で「キキー」とか「ウー」とか声をあげて目立ってました。
なんでか昨日の待合室はみんな一ヶ月検診とかで来てるはずなのに寝てる子ばっかだったのです。
しきりと「ウーアー」いいだしたので、授乳もしました。

一ヶ月前は、本当に静かでおとなしく寝てばかりいる子だったのに最近はすごいです。
声が大きいし動きもすごいし。
寝ている時間もだいぶ短くなっているので、全然パソコンに向かえません。
だっこしてパソコンしても大丈夫なのかなぁ。
自分自身の電磁波はもうどうでもいいのですが、赤ちゃんの電磁波がどうなのかな?と思うと少し怖くて。
他の方々もやっぱり寝ている隙を見計らってブログを更新しているのでしょうか。

こうしている間にもお嬢さんは泣き出しました。
いつか一人でお利口にしてくれる日がくるのかしら・・・。

鼻づまり

下の記事で鼻水取り器について書きましたが、うちのお嬢さんここのところ非常に鼻づまりがひどくなっています。
幸いお乳が飲めないほどにつまってはいませんが、鼻の奥に頑固なのがいるらしく、お乳を飲んでいる時や寝ているとき、フガフガいうのです。
それも聞いているほうがむずがゆくなるようなフガフガ。

かわりに「カー!ペッ!」ってやってあげたくなるといえばどんな感じかわかりますでしょうか。
大人であれば、無理に鼻をかみまくるか、のどの奥へ引っ張り込めば吐き出せるタイプの粘着力の強い鼻水です。(汚くてすみません)

病院へ連れて行くほどでもなさそうだし、とりあえず鼻水取り器を使用。
うちのお嬢さんは、親の私が言うのもなんですがオットリしていて何をされてもあまり怒りません。
「どっちの鼻がつまってるのかなー」などと片方ずつ鼻を塞いでもボーとしてるし、耳掃除をしても嫌がらないし服を着せるのに手間取ってもオムツ替えで多少乱暴をしても泣きません。
いわゆるニブい子のようです。

容赦なく、鼻に管をつっこみ吸入・・・。さすがのお嬢さんも泣いて手を振り回すようになりましたが期待していたような効果は得られませんでした。

そして、私の実母が登場。
うちの母は自然療法が大好きな人です。
本を取り出し、子供の鼻づまりについての手法を早速ひっぱりだしてきました。

「タマネギを刻んで鼻に近づけるといいって書いてある。」

ととと!とんでもない!
かわいそうすぎます。
他のはないのか聞くと「大根おろしの汁を鼻にたらすといいらしい」といいます。
どっちもどっちですが、とりあえず大根おろしを試すことに。

まずは実母が人柱に。「ツンとするけど通る!」と鼻をかんでいます。
お嬢さんの鼻にスポイトで一滴。

・・・直後「ぶえっくし!」と大きなくしゃみとともに大量の鼻水が飛び出しました。
そして、お嬢さん何が起こったかわからない様子でキョトンとしましたがすぐに大泣き。
やっぱり少ししみるみたいでした。
急いで鼻水取り器と綿棒で鼻を掃除。
とりあえず効果あったみたいです。
しかし、その夜、再びくしゃみをしたお嬢さんの鼻からは鼻血混じりの鼻水が出てきました・・・。
たぶん吸い取りのときに力を入れすぎたのかもしれません。
かわいそうなことをしてしまいました。

次は大根じゃなくてレンコンでも良いらしいのでレンコンにしようかな。
マイルドそうだし・・・。
やっぱり民間療法は乱暴です。
素直に病院つれていったほうがいいのかなぁ・・・。

お買い物

下の記事で母乳育児について書いたところとても温かいコメントをいただきました。
少し元気がでました。ありがとうございます。


今日は午前中、久しぶりにお嬢さんを母に見ていてもらってちょっとお買い物にでかけました。
出かけた先は、ドラッグストアと西松屋(とお昼ご飯を買いにパン屋さんへ)

買った物は
・コットン
・紙オムツ
・鼻水取り器
・2WAYドレス
・赤ちゃん用ヘアブラシ

買った物はお嬢さんのものばっかり。自分のものは切れかけてきた生理用品だけでした。
コットンはお嬢さんのオムツ替えに使います。うちはお尻ふきも一応買ったのですが冷たくてかわいそうだし、ウォーマーを買うのも迷い結局コットンにお湯を含ませてお尻を拭いているのです。
お尻かぶれを気にする人は結局ここへ落ち着くようなので最初からそれでもいいかな?と思って実践しています。
しかし、このお尻ふきの難点・・・。温かいコットンでお尻を拭かれるとどうも何か催すらしく、うちのお嬢さんはオムツについつい追加が出てしまうのです。至近距離でコットンを持つ指にかかったこともたびたび。
いいんですけどね。

紙オムツはSサイズを買いました。
うちのお嬢さんは今体重が3.5キロくらいなのですが、最近太ももに肉がついてオムツをはずすとゴムの跡がついていてかわいそうなので。1ヶ月くらいでSサイズに変える方も多いようですし。

鼻水取り器は、昨日から鼻がフガフガ言うのがひどくなったので買ってみました。ここ数日朝起きると鼻がスピスピいっていてかわいそうなのでタイミングを見計らってオイルを染みこませた綿棒でとっていました。これが、おもしろい!大きいのが取れるとものすごく快感です。
でも、あまりやると粘膜を刺激してしまいそうなので買ってみました。
ちなみに、綿棒で鼻をぬぐっているとお嬢さんは時々大きなくしゃみをします。
一昨日はそのときに大きなかたまりが飛んで手につきました。・・・この世の中広しといえども、私の手にそんなものを飛ばして私がハラを立てないのはこのお嬢さんだけだろうなぁ・・・となんとなくシミジミしてしまいました。そのくらい子供はかわいいのですね。

西松屋ではついでにメリーを購入しちゃいました。ずっとネットで物色していたのですが、胎内音が入っているのは日本製のものがほとんどみたいなのでもう、いいやって思って買っちゃいました。
買ったのはコンビのこれ

mery
仕事帰りのお父さんのように
「○○ちゃーん、おみやげ買ってきましたよ~」
と言いながら帰ってきましたが、これ、電池が別売りでした。
単2の電池4本もストックがないので、お嬢さんに見てもらうのはお預けです。
胎内音にどんな反応するか楽しみだったのに・・・。ガッカリです。電池、早く買ってこなくては。

母乳育児の不安

そろそろうちのお嬢さんが産まれてから一ヶ月。
退院時に張ってしょうがなかった私の胸、がんばって母乳育児を続けるつもりでいました。

が、ミルクを足すこと2回。

乳首が痛くても、胸が張ってしょうがなくてもがんばってきたのに、なぜに?

ここのとこ、授乳が昼間は1時間から2時間おきになり夜になると私の胸はペシャンコ、お嬢さんが吸い付いている時間も長くなりうなり声をあげる、首をぶんぶんふる(イタイ)、離したとたんの指しゃぶりなどの動作が見ていてツライからです。
足りてないのかなぁ・・・と思ってミルクを飲ませてしまいました。
おしゃぶりも試したのですが、「足りてなくてオナカがすいているのかも」という潜在意識がある中でおしゃぶりを一心に吸っているお嬢さんを見ていたらなんだか哀しくなってきてしまってイマイチ使いこなせずにいます。

甘えてるだけなのか、本当に足りていないのか。
体重は順調に増えていますが、体重が増えてるからといっておなかが満たされているとは限らないし。
おっぱい育児に関するサイトを徘徊してみると、どれもこれも

ここでミルクを足したら負け!

って感じです。
昨日も本当は足したいとこでしたががんばって寝かしつけました。
ほんと、どうなんでしょうか。
私が完全母乳に固執することがこの子にとって幸せなことなのか。
考え込んでしまいます。

・・・本当は体重落とすために完全母乳でいきたいってのもあるんですけどね^^;)

出産レポ vol3

出産レポ vol3

いざ「いきんでも良い」と言われてもそれまで必死になっていきみをこらえていたのでどういうふうに力を入れたらいいのか一瞬わからなくなりました。
でも、痛みはMAX状態が続いていて、下半身が裏側(?)にひっくり返りそうな感じ。
もう、痔になったって全部裂けたってもうどうなったっていいや。ってとこまで痛みがいっていたのでがんばって下半身に力を入れました。

子宮口が開いたら、あとはすぐに産まれると思ったのですがそこからも結構たいへん。
痛みがくるたびにがんばって息を吐きながらいきむのですがなかなか赤ちゃんの頭が出てこない。
あともうひといきみ!っていうのができずどうしても休憩してしまいなかなかがんばれない自分が歯がゆく感じました。
このころようやく院長先生がのぞきに来始め「がんばれがんばれ」と言ってくれました。
そして、助産師さんは何度も「がんばれば、切らずに産めるから」と言ってくれていたのですが、何度目かにのぞきに来た院長先生が「少し切る?そしたらすぐ出てくるよ」というので、本当に早く終わらせたい一心だった私は「はいお願いします」と即答してしまいました。

そして処置を終えると本当に次のいきみで頭が出てきてくれました。

しかし、気づくと夫がいません。
最後の段階でついにビビって部屋を出ていってしまったらしいです。ヘタレめ。
とりあえず産まれたら呼んでもらおうと思って夫はほって置いて力を抜いてのいきみで最後のがんばり。
助産師さんに言われて下半身を見ると赤ちゃんの頭がおぼろげに見えました。

メリメリって感じで赤ちゃんの肩がでてきて、5時32分、ようやく誕生

すぐに母に「ちょっと呼んできて!」と強く夫を呼ぶようお願いし、朦朧とした状態で産まれた赤ちゃんをお腹の上に乗せてもらいました。
大きな産声が部屋中に聞こえていて、暖かくて独特のにおいがする濡れた赤ちゃんがお腹の上に・・・。

感動して涙が出るかと思ったけど、ああこの子がおなかにいたんだなぁ、これから私の子として育っていくんだなぁ・・・というなんだか冷静な気持ちでした。
感動に浸るわけでなかったのは、この間後産の処置が行われ切ったところの縫合などもされていたのでそっちに気を取られがちだったというのもあります。

へその緒を切る処置も夫はとてもできなかったので実母にお願い。
母はとても喜んでいましたが。

赤ちゃんが産湯をつかいきれいになって出てきてはじめて夫にだっこ。夫は完全に固まっており、捧げ物を持つような感じで肩にものすごく力が入っていました。
そして全ての処置が終わって横になっている私の横に寝かされた赤ちゃん。
母も夫も報告の電話をかけに部屋を出ていっていたので、やっと落ち着いて顔を見てしみじみ感慨に浸ることができました。
ジワジワと嬉しくて、本当にかわいくてシアワセな気持ちになりました。

その場で横になっているように言われた2時間の間に母は帰り、病室に泊まってくれることになった夫はうちの両親と家に帰りお風呂を借りて、私の車で再び病室へ来ることになりました。

以上、私の出産レポです。
母子手帳には所要時間14時間37分とかかれています。
本当に痛くて長くて苦しかった・・・。
子供は二人欲しいけど、こんなに痛いなら次は無痛分娩かも・・・と思っています。
でも、やっぱり後になったら忘れてしまう痛みなのでしょうか。
次もがんばれるのかなぁ。

出産レポ vol2

出産レポ vol2

産気づいているけれども、診察は外来で行われました。
シャキシャキ歩いてエレベーターに乗り、受付の横を通っていつも通りの診察室へ。
でも、先生はいつもの先生ではありません(いつもの先生は一週間の休暇中)。
最初の頃2度ほど診察をしてもらったことがある院長先生です。

内診をした先生。
「うーん開いてないねぇ。ちょっと痛いけど我慢してね」
と言われたとたん、激痛!!
「アイタタタ」
とつい声が出てしまいました。
「痛いねぇ。我慢してね。」
などと適当なことを言われましたが、痛すぎる!!
病室へ帰って私は友人達にメールを送りました。

「HG、絶対呪う」

院長先生はあのお笑い芸人に似ています(でも性格は気弱で全然違うし、フォーとかも言わない)。

そして、陣痛促進剤を投与しての分娩になることを説明されました。
「いつくらいに生まれますか?」
と聞くと
「早くて昼かな。」
とのことだったので母には「お昼くらいに来てね」とメールをしました。

その後はいったん病室へ戻りましたがすぐに助産師さんが来てLDRへ移動し点滴となりました。
私が入院する前日はお産がラッシュで4人も出産をされたそうですが幸い本日の出産予定は私一人。
病室も空いていたしツイてました。
そして助産師さんはとても上手なAさんBさんコンビのうちのAさんが来てくれました。ラッキー!
早速友人達にメールを送り「Aさんなら大丈夫。まかせてがんばってね!」という励まし返信メールを受け取りました。

9時半、NSTをつけての点滴がはじまりました。
同時に抗生剤の点滴も。

お昼くらいに生まれたらいいなぁと思っていましたが、同じ時刻に促進剤の点滴を始めた友人が夕方に産んでいたので夕方になるかもなぁ・・・とおぼろげに考えていました。

助産師さんはボチボチと様子をのぞきにきがてら気を紛らわすようなおしゃべりをしてくれ、NSTとにらめっこ。
お昼前になるとだいぶお腹の痛みも強いものになり、助産師さんの薦めに従ってあぐらをかいて座ることにしました。
持参したテニスボールをお尻の圧迫に使おうと思ったのですが、これは失敗。
大きすぎてうまくハマりません・・・。
ゴルフボールが必要でした。
かわりに、医療用ホワイトテープを一巻借りましたが、これは強度が弱いようでひしゃげてしまうし。

破水はまだ続いていてお産パッドに絶え間なくなにかが流れ出ている感覚。
何度かトイレに行くうちにおしるし混じりのものになりました。

母が到着する頃には結構痛みが強いものになり、正直、誰もいないとこで一人で産みたい、とこの時はなんだか思ってしまいました。
誰かいると甘えが出てしまう気がして。あぐらをかく姿勢ももうできなくて横向きに寝ていました。
そんなとき携帯の着信。
義母でした。
かなり痛みを我慢している状態なのに、「まだ産まれないんでしょ?今仕事中だから夕方にまたかける」みたいな感じで言われてしまったので「いえ、今薬をうってますから夕方くらいまでには産まれると思うんですけど」と言ったのですが電波がよくないみたいで「え?聞こえない」と何度も返ってきて少しキレそうになりました。いい人なんですけども・・・。私がそれだけせっぱ詰まっていたということなのですね。
到着した母にお願いして今後は母の携帯か夫の携帯に連絡をもらうように段取りました。

母は到着するなり、飲み物やぬれタオルを出し私の世話をしてくれ助産師さんにお尻の押し方を習っていました。合間に腰をさするなどもしてくれてやっぱり母に来てもらってよかった・・・と思いました。

そして、2時頃ようやく夫が到着。
助産師さんたちに「パパの到着を待ってたのね~」とか言われましたが、モノモノしい雰囲気に固まっている夫。ちょうど、子宮口の開きが悪いため筋肉弛緩剤を注射するところだったのでそのことを説明してもらいました。
赤ちゃんはかなり下りてきているんだけど子宮口の開きが追いつかず、むくみもでてきているので、ということらしいです。
赤ちゃんが下りてくるのが早いのは「ビクスの成果ね」と言ってもらいました。
でももう、このくらいになると痛みも強くて「もう、どうにでもしてくれ」という感じでとにかく早くお産を終わらせたい一心でした。夫の到着も嬉しかったけど、それどころじゃないってかんじ。

ひたすら痛みの波に耐え、痛みの合間にはトイレに行き子宮口の開きを促すという流れでがんばってはいましたが、痛い時には「いた~」とか「むぎ~」とか声が出てしまいました。
そして点滴の器具を従えてトイレに行っている間に一度は痛みの波が来てしまうので崩れ落ちそうになりながら必死でした。
出血すると子宮口が開くというように言われたので、何かが流れ出る感覚があるたびに期待するのですがどうやらそれは尿・・・だったようで、ショックでした。
このころ子宮口の開きは5センチ程度。3センチからが長くてなかなか半分まで行かずつらかったです。
助産師さんは「内診して開いていなかったらイヤだろうなと思って」と言っていましたが、内診から内診の間はものすごく長く感じられました。

そして4時半頃、ようやく子宮口が8センチ程度に。少しずつ筋肉弛緩剤が効いたようです。
痛みはピーク。横向きに寝て、痛みが来るたびに夫の手を強く強く握りしめていました。
もう、この人の手なんて骨が折れてもいい!という感じで手加減せずに掴んでいたので夫は相当に痛かったと思います。
声も「フギギ~」とかうめき声みたいな感じで漏れてしまうのですが、痛みが遠のくとつい素に戻ってしまい助産師さんに「うるさくてスミマセン」とか謝ってました。
子宮口が開いたので必死になって我慢していた「いきみ」が解禁に。
LDRでそのまま出産ということになったので、どういう体位で産みたいかを聞かれたのですが、そのときは素モードだったので助産師さんに「どういうのが一番いいでしょうか?分娩台にしたほうがいいならそうします」とか妙に冷静に答えていました。やっぱり分娩台スタイルがいきみやすいだろうということだったのでお願いすると、一気にLDRのベッドがバタバタと分娩台に。いろんな器具が運び込まれ足にもカバーをつけられ、上半身も少し起こすような感じになりました。

いよいよだなぁ・・・。やっと終わるし子供が生まれるんだ。

と強く思ったのをよく覚えています。

つづく・・・。

出産レポ vol1

出産レポ vol1

10月8日、予定日より2日早くうちのお嬢さんは産まれてきました。
その週の検診では全く産まれる気配がなく、初産でもあるし予定日を過ぎるでしょう、と言われていたので全く予期していなかったことでした。

今思うと、昼間に2時間も出先で車の中で昼寝をかましてしまったのも、体が出産に備えておけと勝手に働いたものだと思います。

8日午前0時、いつももっと起きている私ですがなんとなくいつもより早く床に就きました。
普通にうとうと寝ているとなんとなく下半身に普通でない感覚。
オリモノが出たような感じでもあったので、起きてトイレに行きました。
時間は午前1時。
トイレに入って座るとなんだかいつものオリモノと違い量が多いです。
ちょっとびっくりしましたが、なんとなく「いよいよきたのかなぁ」とか妙に冷静にナプキンをあてて寝室のある二階へ上がりました。
「間違ってたらいけないし」と再び横になろうとしましたが流れ出る量が多く、これはやっぱり破水かも、と思い隣室で寝ている両親を起こし病院へ連れていってもらうことに。

父の車に乗り込むと同時にすごい量の破水。あわてて母に追加のタオルを頼み足にはさんで出発しました。その間もひっきりなしに流れ出る破水。
結局、病院についたときにはバスタオル、普通のフェイスタオル3枚がびしゃびしゃ、お気に入りのジャンパースカートを履いていたのですが、スカートをおろすとぬれてしまうので夜間で誰もいないのをいいことにスカートをまくり上げた状態で病院の入り口をくぐりました。流れ出る破水で靴下までもがびしょぬれです。

すぐに、助産師さんによってNSTがつけられ、感染症を防ぐための抗生剤の投与などの処置が行われました。
おなかのハリは5分間隔できていますが、子宮口は多少柔らかくなってはいるものの開いてはいない様子。
しばらくNSTで様子を見たあとは、いったん病室へ入ることになりました。
母にはいったん家に帰ってもらい、病室でできるだけ眠ろうとがんばりました。
お腹の痛みもないことはないものの軽い生理痛程度だったのでウトウトしては起き、の繰り返し。しかもお腹が減ってきたので一人でジュースの自販機へ行って甘いカフェオレを買いゴクゴク飲みました。
こういうのを妊娠中は控えていたのでとてもおいしく、少しお腹も落ち着いたので1時間ほど眠ることができました。
出産はコワイけど、「いよいよ赤ちゃんと会えるんだなあ・・・」と感慨深く、病室の天井を眺めていました。

夫は、金曜日の夜から大阪入りし、3日間研修を受ける予定でした。
夜まで平気で電話でしゃべっていたのに、いきなり「破水したので今から入院します」というメールが届いた夫。動転して私に電話をかけても私は病室で処置中だったのでつながらず、メールをうっても返ってこない。・・・夜中にもかかわらず義母へ電話をかけたようです。
かけてもしょうがないのに。すぐ産まれるわけじゃないし、離れた県外だし。
LDRでの処置が終わり、病室へ戻って携帯をようやく手にしたら、夫からのメールに「今はどうしようもないから、明日プロジェクトマネジャーへ電話する。」という言葉がありました。
子供が生まれてもいつ会えるかわからないという覚悟があったので、「ああ、来てもらえるかもしれないんだ」と思うととても嬉しかったです。

まんじりともせずに、病室で迎える朝。
出産して24時間育児を続けている妊婦友達に朝いちばんでメールを送信。
どんどんメールが返ってきて、心構えもでき、とても励まされました。
実は、夜間に私の対応をしてくれた助産師さんは仲間内で非常に評判の悪い助産師さん。人当たりが悪いわけではないんだけど、言うことがことごとく間違っているという奇妙な人です。
実際、私の妊婦検診をずっとしてくれていた先生の次の出勤予定を聞いたのに結局わからなかったし、産まれるのも「遅くても午前中」とか適当なこと言ってたし。
妊婦友達からは「AさんBさんコンビのどっちかだといいんだけど」という評判のいい助産師さんの名前がいろんな人から届きました。
「8時半で日勤と助産師が交代するからそれに期待」という言葉に励まされつつ8時から朝ご飯。
痛みもそんなに強くないので、楽しみにいただきます。
メニューはフレンチトーストのサンドイッチにサラダ、ドライフルーツの入ったシリアル、オレンジジュースに紅茶です。フレンチトーストのサンドイッチなんて初めて食べました。ものすごく美味しい!
サラダも美味しいし。食事が美味しいということもこの病院を選んだ理由だけど、期待以上です。
高カロリーの食事をペロリと平らげた後は、外来へ下りての検診でした。

つづく・・・。

一週間検診♪

昨日、一週間検診へ行ってきました。
先週退院したのが木曜日だったので、火曜日に行くのは少し早いのですが、昨日の夜妹が遠く関東の山奥からうちのお嬢さんに会うため里帰りしてくるので病院で留守にするのは悪いし、なんといっても
胸が痛い・・・
母乳がたくさん出てくれている(であろう)ことはとても嬉しいのですが、退院時より胸が張って張って痛くてたまりません。
お嬢さんも吸い方が上手になってくれたせいか、痛くて血豆だらけだった乳首の傷はだいぶよくなりましたがシコリがたくさんできていて、張っているほうの胸は横になって眠れないほどです。
病院で教わったキャベツ湿布もきくのですがめんどくさいし。
どうしようかなーと思いつつシャワーを浴びていた月曜日の夜。

右の脇の下を洗っていたら変なしこりを発見!!

なんだか明らかに変な感じのシコリです。
丸くて固いの。
びっくりして母に言うと、「乳ガンだとこういうシコリができる」とか脅かすようなことを言うし、早めに病院へ行くことにしました。

そして検診の結果、このシコリは乳腺の炎症によるリンパの腫れということでした。
とりあえずほっておいて良いみたいです。
それから悪露がたまっているということで、内診で掻き出す処置をされました。
薬で治すより早いということで、処置をお願いしましたが痛かったぁ・・・。

そしてうちのお嬢さんの体重は2810gに増加。
さあ、裸にしてスケールへ、というところでオシッコをしたのでそのぶん少ないかもということですが、外す直前にオムツにしてくれたので看護婦さんに「まぁいい子ねぇ」とほめられちゃいました。

それから母乳マッサージ。少しふあふあの胸になり、楽になりました。
でも、やっぱり今日も少し張ってきて痛いです。
母乳が出てくれて嬉しいけど、結構シンドイ。
これから眠り続けているお嬢さんを無理に起こして飲んでもらおうと思います。
大きくなりすぎたらどうしよう・・・ブーちゃん一直線です。