◆実家で暮らす子育てせいかつ◆ -20ページ目
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新婚旅行その(3)ニューヨークへ


行きの飛行機は無事隣同士に座ることができました。
シカゴまで11時間、長時間のフライトが初めてのダンナさんを心配していましたが、私よりもぜんぜんグーグー寝てました。私はいつものことながらほとんど寝られず飲み物と機内食を逃さずもらって、入国カードを書いたり本を読んだりしてました。
シカゴではニューヨークまでの乗り継ぎがあります。
しかしここもすごい人。ツアーを申し込みましたが、ここでの現地係員のサポートはありません。ゲートがわかんない!人の群れをかきわけて看板を見上げます。でもわかんない・・・どこへいけばいいの?つたない英語で必死にそのへんにいる人に聞いてみました。とにかく上の階に上がってシャトルバス?みたいなのに乗るらしい。なんとか無事たどり着きましたが、英語しゃべれない人というか聞き取れない人(私もぜんぜんダメですが)は本当にどうするんだろう。

さて、momomoは今回の旅で服も悩みましたが靴も大いに悩みました。
普段、ほとんどカジュアルな格好ででかけない私。スニーカーは一足しかありません。しかしそれに合う服はほとんどなし。
でもヒールを履いていくのは疲れるしイヤ。持って行くのも重たいしかさばるからイヤ。
結局古いブーツを履いていくことにしました。膝丈で編み上げのもの。ヒールが低めだし、ムクんでも編み上げで調節できるし何よりこれはよく履いた。捨てて帰っても惜しくないです。
しかし移動中の空港ではこのブーツのおかげでひどい目にあいました。
現在アメリカの空港はどこも厳戒態勢です。ボディチェックで私は毎回ジャケットを脱ぎ、ブーツを脱ぎタイツだけになった足でペタペタと通り抜けねばいけませんでした。ブーツの脱着のめんどくさいことといったら。辟易しました。

とりあえず、搭手続きを終え、再びダンナさんは「ハラヘッタ」と騒ぎだしました。機内食食べて寝てただけなのに・・・。
次に乗るニューヨーク行きのフライトはそんなに時間もかからないし多分食事は出ないでしょう。フードコートで彼になにがいいのか聞くと「コレがいい」と指さしたのでターキーのサンドイッチを注文します。これが激ウマ。私はひとくちしかもらわなかったけど自分のも買えばよかったなぁ。でも結構高くて8ドルくらいしました。

長旅を終えてニューヨークに到着したのは夜の10時半。
ここでは現地係員の方が迎えてくれます。今回のお客は私たちだけだったようで、とりあえずパスポートなどを確認し、荷物が来るまで私はトイレへ行きました。戻ってくると係員がなにやらカウンターで話をしています。横にはダンナさん。寄っていって聞いてみると、荷物が届いてない、とクレーム中。
・・・マジで?
あのスーツケースの中には10万円もしたNBAのチケットが入っています。
試合は明日。どうしよう。
慌てた私は半泣きでターンテーブルに駆け寄りました。
あれ?
なんか黒いスーツケース二つ回ってる。私は自分のスーツケースに目印のリボンを結んでいました。
よく見るとリボンもついています。届いてるじゃんか。
ほっとして報告。ダンナさんは見つけられなかったそうです。困った人だ。
ともあれ、係員さんに謝り、ホテルへ送ってもらいます。
ホテルはニューヨークヘルムズレイというホテル。
ここへきて私はかなりおなかが減りましたが、近辺のお店はどこも開いてませんでした。デリも閉店準備中。
しょうがないので、お店の場所を係員さんに教えてもらいチェックイン後二人でお買い物へ。24時間営業のドラッグストア?みたいなの。
ちゃんと大通りを歩きましたが道中は本当に怖くて、人が後ろにつくとビビりました。無事到着したお店で、飲み物やらを買います。お水とスタバのコーヒー。おなかすいたので適当に缶詰と、ナッツ、あとはポテチ。laysのやつが好きなのです。それからお風呂で体洗うスポンジを忘れずに。これはダンナさんが先にお部屋でアメニティをチェックして必要だと言うので買っておきましたが99セントで非常にお役立ちでした。次のベガスにもちゃんと持っていきました。
再び二人でびくびくしながら来た道を戻りホテルの部屋へ。とりあえずお風呂お風呂。化粧を落として髪を洗って生き返ります。お風呂はどちらも先に入りたいということで譲らなかったので一緒に強引に入ります。別にラブーなムードなわけではありません。シャワーを同時に使わなくて良いようお互い順番を考えながらモクモクと作業をこなしました。
お風呂からあがり、買ってきたものを広げご飯タイム。ダンナさんはテレビをチェックしてNBAの番組を見つけご満悦です。
当たり前ですが、スカパーと一緒でナレーションは英語のみです。「なんて言ってるの?」とか聞かれますが早口の試合の実況中継が私にわかるわけはありません。適当に「●●(選手の名前)は去年なんかあったの?ケガでもした?そんなこと言ってる。」とか聞き取れる単語だけ拾って、流します。
買ってきた缶詰はマズー。温められないのはやはり致命的。いい加減見切りをつけてポテチの袋を抱え込んでいるダンナさんから奪い取りガツガツ。
やっぱり美味しいわ。
結婚式のためストイックな食生活を(一応)していた私。こんな夜中にポテトチップが食べられるなんて本当に幸せ。
飛行機の中であまり寝ていないこともあり、満腹になった私は幸せな気持ちでぬくぬくとベッドに潜り込んだのでした。
そして眠りについたころ、奇声が。確かに聞こえます。
どこの部屋かわからないけど(バカ)アメリカ人が大騒ぎしてます。うるさーい!隣のベッドで寝ていた彼も目を覚ました様子。
フロントに文句を言おうかとも思いましたが、荷物の散乱した部屋を移れと言われたらそれもシンドイ。我慢して寝ました。
そして(バカ)アメリカ人は3時くらいまで騒ぎ続け、浅い眠りの中で次の日を迎えたのでした。

新婚旅行その(2)

新婚旅行の出発日は日曜日でした。
駅の近くのホテルでしたので土曜日の午後に挙式、披露宴、二次会の後、宿泊、そのまま旅行へ出発という段取りです。
何が大変って、パッキング。式の準備もあるのに、ダンナさんは海外初体験。スーツケースをお互いひとつずつ詰めるのですが、ダンナさんが持って行こうとしているものもチェックチェック。案の定ものすっごく重たくてかさばるスタジャンなんかスーツケースに入れてます。もっと軽くてたためて暖かいものにしないとどーすんの?見てられません。
11月のニューヨークは寒いはず。でもこっちは暖冬でコートなんか着てる人いない。自分の荷物も迷いに迷います。
飛行機の中で読む本も大切です。これはしっかり古本屋さんで捨ててもよい文庫本をウキウキと調達しました。クロスワードの雑誌も忘れずにw
お土産の準備も大変。
ダンナさんは営業のお仕事なのですが、取引先に旅行で休みを取ることを言わないといけなかったため、計30個以上のお土産を調達しました。
これも前もってお菓子などを通販したのですが、足りない分をソニプラで買ってみたり。ダンナさんは大事な得意先には自分でちゃんと選んで買うと言ってきかないため、全部自分で持っていただくことにしました。
帰りに荷物が入らなくなって手荷物が多くなっても知ーらない(既に何度も経験済。自分や親しい人へのお土産ならともかく仕事関係なんて私には信じられません)
式の日、二次会が終わってからダンナさんは友人たちと三次会へ繰り出しました。私は疲れたし、二次会へ出席せず宿泊している友人の部屋を訪ねたかったので一人でホテルへ帰り、延々友人としゃべって寝たのは3時くらい。ダンナさんも同じくらいに帰ってきて寝ました。
翌朝、9時に朝食のためロビーに下りると私とダンナさんの親戚とみんないます。友人たちもいます。それぞれに挨拶をしたりしていると朝食を食べそびれそう・・・。私たちの出発は昼くらいなので先に出発する人たちを見送ったりしてずっとバタバタ。そうこうしているうちに時間がない!
ホテルの部屋に散乱している荷物(ウェルカムアニマル、ボード、祝電やら、キャンドルやら二次会のドレスやら)をまとめて1週間停めさせてもらう予定の駐車場へ運び、車に詰め込みます。
ようやくスーツケースと手荷物だけになり、コンビニで昼食を調達、余裕をもって新幹線に乗り込むことができました。
新大阪からはるかに乗り、カウンターで今回の旅行のチケットを受け取ります。今回の旅行はオフシーズンということもあり、ペアシート予約をしませんでした。早めに行って隣の席を取りたかったのです。
2時間半前に空港へ到着し、準備は万端です。ユナイテッド、ユナイテッド・・・。何この長蛇の列!ってくらいものすごい人でした。いったい何があったんでしょうか。GW並みの列に並び、手続きが終わったときにはぜんぜん時間がありませんでした。
初めての免税店におおはしゃぎのダンナを申し訳ないながら急がせ、また、ハラが減ったと騒がしいのでスタバでサンドイッチを買ってやり、乗り継ぎのあるシカゴまで11時間の旅の始まりです。

新婚旅行その(1)

インターネット放浪歴が気づくと軽く5年を超えているというのに、何を書いたらいいのかモンモンとしている私の日記に読者さんがついてくださいました。ありがとうございます! 広木さん(why-dont-you-want-me)!ブログ早速拝見しました。アメリカに留学中でいらっしゃるのですね。ということで私の記憶が薄れないうちにアメリカへの新婚旅行のことについて書いておきたいと思います。



私は結婚する前、披露宴なんてお金かかるばっかりでもったいない。そもそも呼ぶ友達もそんなにいない。そんなお金があるんだったら
豪勢に旅行に行きたいなぁとおぼろげに考えていました。
しかし、彼の意向により(変わってるでしょ?)挙式、披露宴をすることになりました。
式の準備と仕事を辞めるためのいろいろなこと、引越、新居準備、入籍、と決めないといけないことが多すぎて、私はすっかり旅行のことを後回しにしてしまってました。しかし、式の一ヶ月前に引越しを済ませ同居を始めてようやく余裕ができた私はフト気づいたのです。
今、行かなかったらこの人(ダンナさん)はきっと海外に行くような長期のお休みは取れないだろう、と。それならアメリカに行こう!と私は猛然とパンフレットを取り寄せはじめました。
行き先がアメリカに絞られたのには理由があります。彼はNBAの大ファン。私は付き合い始めた頃から彼のNBA好きを知って、いつかこの人と生の試合を見たいなぁと思っていたのです。
というより、飛行機嫌いの彼を長時間フライトを免れない海外に連れ出すにはNBAで引っ張るしかない。
一生に一度しかない(かもしれない)この機会、必ず成功させる!と私はいろんな旅行会社に電話をかけてがんばりました。
最初は日本から近いロサンゼルスで試合を見て、その後ベガスとか行って遊びたいな・・・と勝手に思っていたのですが、行ける日程内で彼が見たい対戦カードはニューヨークにて行われる試合でした。
正直ニューヨークは遠いし気が進まなかったのですが、試合観戦が名目の旅行なのでしょうがなくニューヨークのツアーを調べたのでした。っつか、田伏選手のいるアリゾナとかサクラメントとか直行便のない場所じゃなくてそれはそれでよかったかも。
でも、いろいろパンフを見ていたら、結構ニューヨークとラスベガスに同時にいけるツアーがある。
折りしも手配していたNBAのチケット、なんとびっくり二人で10万円近くしました。わかってて申し込んだけど、数時間の試合になんて高いんだ!しかも私は選手の名前も何も知らない・・・。
日ごろ節約を心がけている私ですがすっかりタガが外れてしまい、「も-いー!したいことしてやるー!」とニューヨーク&ラスベガスツアー、しかもラスベガス延泊、グランドキャニオンも見に行っちゃうオプションもつけて申し込みをしてしまいました。
グランドキャニオンは前に会社の人が見に行った話を聞いていたし、写真も見せてもらって本当に綺麗だったので一度見に行ってみたかったのです。
出発日は式の次の日。少し不安はあったけどこのスケジュールでないと試合の観戦できないし、延泊もできない。
でも、一番私の胃を痛くしたのはこの出発日だったのでした。

ブログ開始

今日からブログを書いてみようと思います。
11月に結婚したばかりの主婦(という言い方はどうか)です。
今失業保険をもらっているので働くこともできず、結婚に伴い隣県に引っ越したので友達はひとりもいません。
こういうときに日記でもしてみようか?と。
でも誰が読んでくれるんだろう?少しでもおもしろいことがかけるようになったらいいなぁ、と思ってます。
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